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300Bシングル18 2011/5/18



 James製トランスとブラックビューティー、A&Bの組み合わせです。
Jamesトランスは中域がとても厚く真空管アンプの名に恥じないアンプになります。 今回久々にA&Bの抵抗を使いましたが今までのイメージと違いハッキリして切れの良いアンプになりました。ほぼ同じに作りました300B19はリケノームですがそちらの方が控えめな落ち着いた感じです。
 このアンプには300Bのフィラメント回路にトランジスタでリップルフィルターを付けました。 今までは抵抗で電圧調整をしていましたが普通のダイオードでは低すぎショットキーでは高すぎて 回路が安定しませんでした。リップルフィルターで電圧調整が出来ますのでダイオードを選ぶことが出来ます。好みの問題で定電圧にはしてありません。

回路図


 300Bが違いますのでグラフと数値は異なりますが
Rch 100hz歪み率=0.425% 1Khz歪み率=0.361% 10Khz歪み率=0.541% 残留ノイズ=2.1mV
Lch 100hz歪み率=0.347% 1Khz歪み率=0.343% 10Khz歪み率=0.606% 残留ノイズ=2.0mV
300Bによって歪みの打ち消し状態が異なります。上記は試聴用、下記は測定用の300Bです。


300B18



300B18

 


300B





300B





300B










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